2024年02月11日

タラントン (愛恩便り2017年3月)

タラントン

「お前は少しのものに忠実であったから、多くのものを管理させよう。主人と一緒に喜んでくれ。」(マタイによる福音書25:21)


 神さまは、私たちにいろいろなプレゼントをしてくださっています。そのプレゼントは、多くの場合、「麦の種」のようであり、直ぐに役立つわけではなく、潜在的な可能性として与えられている場合が多いのではないでしょうか。そのプレセントのことを「タラントン」と言い、「才能(タレント)」の語源になっています。

 イエスさまは、そのことを譬え話にしています。

 ある主人が僕たちにお金(タラントン:多額なお金の単位です)を預けて旅に出ました。長い年月が経ち、戻って来た主人は僕たちを集めて預けたお金の決算を求めます。

 ある僕は、「ご主人様、5タラントン預かりましたが、ご覧ください。ほかに5タラントン儲けました」と報告すると、主人は喜んで「お前は少しのものに忠実であったから、多くのものを管理させよう。主人と一緒に喜んでくれ。」と言いました。他の僕も同様でしたが、他の僕が進み出て「あなたのタラントンを地の中に隠しておきました。これがあなたのお金です」と差し出すと、「怠け者の悪い僕だ。・・・さあ、そのタラントンをこの男から取り上げて、10タラントン持っているものに与えよ」と言ったのです。

 このたとえの主人は、私たちが受けたプレゼントを眠らせておくことを喜ばれず、その僕を厳しく叱っています。

 神は、私たちに与えてくださった様々な賜物を生かし用いることを喜ばれます。もし私たちがその賜物を一所懸命用いて努力しても満足する結果が得られなかったような場合でも、神はそのことを否定なさらず、チャレンジした経験をまた私たちの宝になるようにしてくださるでしょう。

 その意味でも、神さまから与えられた賜物は、使えば使うほど立派な財産として大きくなります。

 神さまからのプレゼントの中には、素晴らしい自然やそこに住む動植物のようなものもあります。でも、それだけではなく、私たちの体と心の中に「種」のように与えてくださったタラントンもあり、それは使えば使うほど素晴らしい才能として成長することを知っておきましょう。

 運動選手や音楽家が、何度も何度も練習するのも、神さまからいただいたタラントンをより素晴らしいものにするためです。

 園児たちも、この一年間、幼稚園でたくさんの経験を積み、神さまからプレゼントを生かし、色々な事が出来るようになってきました。その喜びを分かち合って感謝しつつ、神さまからいただいた賜物を更に豊かに成長させていくことができますように。

posted by 聖ルカ住人 at 05:32| Comment(0) | 幼稚園だより | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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