2022年12月10日

いじめてよい理由もいじめられて良い理由も無い

いじめてよい理由もいじめられて良い理由も無い

 保護者の方々が「自分の子どもはいじめられていないかしら」と我が子を心配する時勢です。

 誰も他の人のことを悲しませたり苦しめたり嫌がらせをするようなことがあってはなりませんし、また、逆の立場から言えば、いじめの対象されたりしてもならないのです。

 私は時々「いじめられる方にも問題がある」という言葉を耳にしますが、そんなことはありません。

 確かにトラブルを起こしやすい人やそのために不適応を起こしやすい人もいるかもしれないし、いじめの対象にされやすい人はいるようです。

 でも、例えばスポーツが下手でいつもチームのお荷物になっているような人がいたとしましょう。その人は、スポーツが下手だからと言っていじめられてよいのでしょうか。出来ないからと言って蔑まれたりからかわれてよいのでしょうか。スポーツの上手な人は下手な人をいじめてよいわけがありません。

 もし、いつも行動が遅くて周囲を困らせるような人がいたとしたら、周りの人たちのすべき事は、その人の行動が遅くならないように支援していくことであり、具体的には少しでも自分で早くできるようにその方法を教えたり手伝うことであったりすることなのです。

 イジメはあくまでもイジメる側の問題です。多くの場合、自分にとって不都合となる相手の人権を踏みにじってまで保身しようとするところにイジメの原因があります。いじめる人は、自分を保とうとするときにそのような行動を取ってしまう心の狭さや卑劣さを認識すべきなのです。

  みんなが暮らしやすい世界を創り上げていくために「他人を(そして自分自身をも)いじめてよい理由なんか無い」ということを肝に銘じておきたいものです。

posted by 聖ルカ住人 at 11:19| Comment(0) | 子育て応援 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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