2022年07月08日

教会生活の実際について 思いつくままに

 教会暦は、聖霊降臨後の期節に入りました。

 これから11月末までその後半期を過ごしていくことになりますが、それに関連して、教会生活の実際についての勧めをいくつか挙げておきますので、再確認の上、是非できることから実践してください。

 私は、本欄に「教会生活の実際」と題して何回かのシリーズで教会生活を過ごしていく上での心構えや実践すべき内容などを記していこうかとも考えていましたが、ここにその幾つかを纏まりもないままに記そうと思います。あくまでも、義務ではなく心得ですので、ご自身での判断の参考にしてください。

・礼拝開始前の静想を 

 フランシスコ・ザビエル髙橋宏幸北関東教区管理主教が北関東教区のある教会を巡杖された時のことを以下のように語っておられました。

 礼拝開始時刻の15分ほど前に、聖堂があまりに静かなので「何人来ているのかな」と思いつつベストリーから会衆席を覗いてみると、既に10数名が着席して静かに祈り或いは聖書を開いていたとのことで、その日は20名に足りない会衆の礼拝ではあったけれど、とても落ち着いて心のこもった礼拝ができたとのことでした。礼拝前に心を落ち着けて、礼拝に向かう心を整えるのはとても大切なことです。それを一人でではなく、主日礼拝に向かう一同の思いにできれば、なお礼拝前の有意義な時になるでしょう。

 ・My聖書、My祈祷書、My聖歌集を!

 3冊あわせるとかなり重くなりますね。でも、できるならMy各書を手元に置き、前日に当日の聖書日課の箇所と祈祷書の特祷に栞をはさみ、目を通しておきましょう。そしてその内容の感想や疑問点などを心に保ちながら、自分の礼拝用書を用いて毎主日の礼拝に臨めたら良いと思います。私がかつて勤務した教会で、それを実践していた人が時々「私が疑問に思ったことを説教の中で触れてくださって、よく分かりました」と言ってくださり、私には説教準備の励みになりました。 My聖書であればそうした疑問点や注釈などを書き込むこともできます。私は主日礼拝には司式、朗読する時のほかは『聖餐式聖書日課(ABC年別)』より『聖書』を用いることをお勧めします。聖書全体のボリュームの中でその日の聖書日課箇所の位置を感じながらその内容を理解することも味わい深いことであり大切なことかも知れません。また、前日には、当日の説教を準備する聖職のためにも祈ってください。

・主日礼拝には15分前の出勤(?)を!

 教会には、管区、教区、他教会などから多くのお知らせ、案内などの印刷物が届きます。それら全てを全員に紹介したり取り次いだりするには限界があります。主日の礼拝に参集するとき、教会には早めに到着するように心がけて、掲示板や受付周りの印刷物、ご自分のレターボックスなどに配布物はないかをチェックして、必要な情報を得るようにしてください。親しい方と挨拶したり近況を語り合うだけでも時間は直ぐに過ぎていきます。礼拝開始時刻が近くなると、自席で静かに黙想したい人もいますし礼拝に心を向けて沈黙のうちに過ごす人もいます。礼拝前の点燭(ロウソクに火を灯す)は、原則礼拝開始の5分前です。それまでに当日の聖書日課に目を通して栞を入れておくことなどの準備も完了しておきたいものです。

また、事情によって当日の聖書日課の朗読担当など「お役」を突然に依頼されることもあるかもしれません。そのような場合にも「備えあれば憂いなし」です。少し早めの出勤(?)で、礼拝に向かう思いを整え、突然の依頼や変更にも対応することができます。

 また、多くの教会には受付に礼拝出席者記名簿があります。陪餐者であるかどうかによらす、礼拝に参列出席の折は記名を心がけて下さい。その名簿をもとに年度統計の資料を作成します。近年では、万が一のコロナ感染症対策での連絡や忘れ物や拾得物をご本人に戻す手掛かりにもなりますので記名を心がけて下さい。

・牧師への伝達事項はメモ書で。

 「あのことを、今度の日曜日に牧師に伝えよう」という事柄がある場合があります。そのような時は、できるだけ伝達事項をメモ書きにしてお渡しください。もしそのような伝達事項のある方が3人いたとして、一人3分要するとしたらそれで9分かかります。牧師の方からも出席者の中に個人的に何かを伝える必要がある場合、その必要時間が更に加わります。主日礼拝での代祷で共に祈りたい項目がある場合もあるでしょう。そのようなことについてより確かに伝わるように、メモ書きで構いませんので、できるだけ文書にしてお渡しください。

 (2022年7月3日 東松山聖ルカ教会教会通信『マラナ・タ』より、一部書き直し)


posted by 聖ルカ住人 at 16:34| Comment(0) | エッセー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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